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  2. 自分の匂いは変化します。定期的に体臭をチェックしましょう。

汗をかきやすい季節や満員電車などの人混みで、誰かの匂いが気になることありますよね?でも、もしかして自分も匂っているのかもしれないと不安になることがありませんか?

人から感じる不快感を自分が与えてしまっているかもしれない恐怖。ひどい場合は「スメルハラスメント」(スメハラ)と呼ばれ、今ではマナー違反の一つと認識されています。

匂いは身だしなみの一つと考える時代に私たちは生きています。

体臭が与えるイメージ

仕事やプライベートで初対面の人と交流する機会はたくさんあります。出会いは人生の中でとても貴重な場面。その人があなたの人生において今後重要な存在となる可能性を秘めているからです。

第一印象の好感度を上げるために私たちは様々な点に気を配ります。「笑顔」「話し方」「清潔感」など・・・。しかし、見落としがちなのが匂いです。たとえば汗や皮脂の匂いは相手に「不潔な印象」を与えてしまします。

どんなに服装や身だしなみに気を遣っていても、あなたの笑顔や人柄がどんなに素敵でも、人を不快にさせる体臭がすべて台無しにしてしまいます。匂いは容赦なくあなたの印象を決定づけてしまうのです。

自分の体臭が知りたい

自分の匂いには自分ではあまり気が付かないもの。なぜなら嗅覚は、同じ匂いを嗅ぎ続けて慣れてしまうことで、その匂いに対する感度が急激に低下する「嗅覚疲労」が起こるとされているからです。

病院や飲食店など独自の匂いを持つ空間は、立ち入った時こそ違和感を覚えますが、そこにしばらくいることで気にならなくなります。それと同じで、自分の匂いは常にそばにあることから「嗅覚疲労」の対象となり、自分の体臭を正しく感じることができないのが通常の状態であるといってもいいのです。

かといって誰かに匂いを嗅いで確かめてもらうにはとても勇気が要ります。自分の体臭を自分で簡単にチェックする方法があればいいですよね。

体臭の種類

体臭と言っても匂う部分、匂う原因は様々です。体全体から匂っているように感じても、実は強く匂う部分が必ず存在します。
では、まず代表的な体臭の種類(部位)を知りましょう。

  • 口臭
  • ワキの汗腺からのニオイ(ワキガ)
  • 足のニオイ
  • 皮膚・皮脂のニオイ
  • 加齢臭

体臭チェックの方法

口臭

①コップを口にあてて自分の息の匂いを嗅ぐ。

②唾液を指で取り匂いを嗅ぐ。

③何もつけずに歯を磨き、歯ブラシの匂いをチェックする。

④市販の匂いチェッカーを利用する。
参考:タニタ チケットチェッカー(www.tanita.co.jp/product/c/c1010j0

もし自分でも不快に感じるほど臭いと感じたら、他の人にも匂っている可能性があります。

歯ブラシが特に匂う場合は一度歯科で虫歯や歯周病のチェックをしてもらうのがいいかもしれません。筆者の経験では歯ブラシよりも歯間ブラシの方が強く匂いを感じることができますので、定期的に歯間ブラシでケアをし、同時に匂いをチェックするのがおススメです。

ワキガ(脇の汗腺からの匂い)

①制汗剤を使用しないで一日着用した(肌に直接触れていた)衣服のワキ部分のニオイを嗅ぐ。
※ビニール袋に入れて一日置き、風呂上りなど嗅覚がリセットされている状態で嗅ぐとわかりやすいでしょう。

②ワキガではない友人や家族に直接嗅いでもらう。

③以下のチェックリストで当てはまる項目がないか確かめる。

  • 耳垢がいつも湿っている(綿棒に絡まる)
  • 下着など直接触れる衣料のわきの下部分が黄ばんでくる
  • 両親や兄弟などの血縁者にワキガの人がいる
  • 自分の汗から刺激臭を感じることがある

二つ思い当たる項目があれば、ワキガである可能性が高いでしょう。

足の匂い

①一日着用した靴下やストッキング(洗濯時に芳香柔軟剤を使用していないもの)の匂いを直接嗅ぐ。

②以下のチェックリストで当てはまる項目がないか確かめる。

  • 靴の中が蒸れていると感じたり、湿っていると感じたりすることがある。
  • 足が痒いことがある
  • 両親や兄弟などにワキガの人がいる
  • 喫煙者である
  • お酒をよく飲む
  • ストレスが溜まっていると感じる
  • 睡眠不足など生活のリズムが乱れがちである
  • 野菜より肉が好き
  • 脂っこいものをよく食べる

当てはまる項目が多いほど足が匂っている可能性は高まります。

皮膚・皮脂の匂い / 加齢臭

一般的に加齢臭と呼ばれる匂いは皮膚や皮脂の匂いであることがほとんどです。また年齢に関係なく、その時の体調や生活習慣によって皮膚ガス・皮脂臭は変化します。そして、この匂いは普段自分ではなかなか気づきにくいものです。ですので、お風呂あがりなど、一度自分の嗅覚をリセットした状態でチェックするのがいいでしょう。

方法は、自分の皮膚に触れていたもの・皮脂が付いている衣類等の匂いをかぐこと。ただ、この時だけは洗濯時に芳香柔軟剤を使用しないようにしましょう。
「枕カバー」「一日着用していた服(肌に直接触れていたもの)」「2、3日間使用したパジャマ」等がおススメです。それらをビニール袋に入れて少し時間を置いてから嗅ぐとわかりやすいと思います。

自分で不快に感じる匂いがあればそれが皮脂臭です。強い場合は他人にも匂っている可能性が高まります。

最後に

自分は大丈夫と思っていても、体臭の種類や程度は、体調や季節によって変化します。一度チェックして大丈夫だと思っても、加齢や生活習慣の変化、その時々のストレスで気づかぬうちに匂いを出していることがあります。美容院やネイルサロンに通うように、定期的にセルフ体臭チェックをすることを習慣にしてもいいかもしれません。