- ワキガ
- 2018-6-6
「ワキガ対策がライフワーク・・・」そんな人生から今すぐ卒業!
汗をかく季節が近づくと、制汗剤やワキのニオイ対策商品のテレビCMを頻繁に目にします。ワキのニオイが不快なものであるという認識、自分が出す臭いに気づかれたくないという気持ちは、もうすでに万人のものです。
実際、高校生の頃に自分がワキガであると言う事に気が付いてから10年弱、いろんなものを試してきました。ドラッグストアで新しい商品を見つけると、まるで救世主を発見したように、すがるような気持ちでレジに向かいました。
もちろん、まったく効かないということはないのです。ツンとするような刺激臭は柔らかくなり少し力を失います。ひんやりとして汗が引いたり、すっきりと清潔になったり、さわやかなニオイが漂ったり・・・。一時的に「うまく紛らわす」ことはできるのです。
でもワキガはなおらない。ワキから出るあのニオイが無くなることはないのです。そして、汗ばむ季節がやってくるたびに気分はどこか重くなり、人と近づくのを躊躇してしまいます。
こんな悩みを抱えている人はきっと私だけじゃありませんよね?
自分でできる対策には限界がある?
これまで様々な対策を試してきました。もちろん、効果があったものもいくつかあります。たとえば、「生活習慣の見直し」です。
もともと野菜よりも魚よりもお肉が大好きだった私のご馳走と言えば焼肉。テンションが上がる居酒屋メニューは唐揚げ。皮膚から脂っぽい分泌物が出るのも当たり前といった感じです。ですので、まず食生活の改善に取り組みました。
具体的には、赤身のお肉を控え、油分の多いものは避け、野菜を意識して食べるように心がけるなど。じつは腸内環境を整えることがとても大切なことを知り、乳酸菌を含む食品をできる限り毎日食べるようにしています。
あと、さらさらといい汗をかけるようにたくさん水分を摂り、汗をかいたらその度になるべく早くデオドラントシートでワキの汗を拭きとるようにする。これはとても効果があったのではと思います。
お風呂では消臭・殺菌効果のある石鹸を使用し、洗い残しのないようにいつも清潔にします。
もちろんムレや雑菌繁殖の原因になる「わき毛」は、いつもきちんと剃っていることが重要です。
優れた市販の「対策グッズ」もいくつか存在します。
最も早く効き、最も簡単な方法である「拭き取り」に使うデオドラントシートの消費量は半端ありません。自宅、移動中の鞄、職場には必ず常備しています。
また、ミョウバンの元となる天然アルム石を使った、脇に直接塗るタイプの制汗デオドラント剤の効果は確かです。ただ、こちらは皮膚が弱い人には刺激が強く、ピリピリと沁みたりかぶれたりする可能性があると言われています。肌にさえ合えば素晴らしい対策アイテムです。
こうして私のワキガは今までなんとかごまかしてこれたのです。ただ、常にそれができる状況であるとは限りませんし、外出先なら頑張れても休日やひとりで家にいる時はサボってしまいます。
大好きなお肉をたくさん食べたいときもありますし、体臭を気にしてること自体がストレスに感じることも少なくありません。さらに、これだけ気を遣っているのに完全にニオイが消えるわけではありません。根本はワキガであることに変わりないのですから。
結婚して好きな人と暮らすことになったら・・・食生活も様々な体臭対策も、これまでと変わらずに継続できるのかどうか自信がないですし、考えただけで途方に暮れてしまいます。その前に、ニオイに敏感な男性とお付き合いすることは不可能だとどこかで諦めている自分がいます。
手術をするべき?高額なうえに、つらい治療・・・
専門のクリニックで手術をするとワキガを治すことができることを知りネットで調べてみました。手術の方法は一つではないこと、保険がきく場合とそうでない場合があること、完全に治らない、もしくは再発する可能性もあるということ。
もちろん、痛みを伴わないものはないことも。私は仕事をしているので、ダウンタイム(術後、傷が回復して日常生活が送れるまでの時間)がとても気になります。
腕も上げられないような安静期が必要である手術は休暇を取らなければできません。簡単にできてもまた再発する可能性がある手術に高額な費用を支払うことにも抵抗があります。
主な手術と特徴
- 切除法
ワキの皺に沿って数センチ切開し、皮膚下にある汗腺(アポクリン腺・エクリン腺)をワキ毛ごと取り除く。
メリット:完治する。女性ならワキ毛が無くなる(少なくなる)。
デメリット:キズが残る。ダウンタイムが大きい。
費用:形成外科であれば保険が適用でき、3~5万円程度で可能(美容外科では30万以上かかることもある)。
- 超音波吸引法
ワキ上部に1センチほどメスを入れて機械を挿入し、直接超音波を照射することでアポクリン腺を排除。ワキ毛は残る。
メリット:ダウンタイムがほぼない。皮膚へのダメージが少なくキズが目立たない。
デメリット:重度のワキガ改善には向いていない。医師が直接見ながらできないのでアポクリン腺の完全除去は不可能。再発の可能性も。エクリン腺除去はできないため多汗症の治療にはならない。
費用:保険適用ができる場合は5万円程度。できなければ18万円~30万円。
- ミラドライ
マイクロウェーブ(電磁波)照射で汗腺を熱処理する。
メリット:ダウンタイムが短い。傷跡が残りにくい。
デメリット:多汗症には効果があるがニオイの改善は超音波の方が優れている。麻酔の手腕によって痛みを伴うことも。
費用:30万円~。
- 汗止め注射
皮膚の浅い部分に注射することで、汗腺の神経に作用。汗の分泌を弱めることができる。
メリット:気になる季節だけ処方することも可能。
デメリット:一回の効果は4~5か月なので、常に匂いが気になるなら継続しなければならない。
費用:一回8万~10万円
根本から体臭を変えるサプリメントの存在
今後のことを考えるとどうしても完治にこだわりたい私は、退職もしくは長期休暇を取得できるタイミングで、切除法の手術を受ける覚悟を決めていました。ただ、それがいつになるのかわからないし、その時までに恋愛のチャンスを何回か失うのかもしれないと思うと絶望的な気分に襲われてしまうのも事実です。
サプリメントを一度試してみようと思ったのは最後の手段です。いくつか存在は知っていましたが、口に入れるものなので慎重になっていたのと、効き目に信ぴょう性が感じられなかったこともあり、今までなかなか手の出せない領域でした。
そんな時に知った「医療・介護の現場でも実際に導入されているサプリメント」の存在が私の重い腰を動かしたのは偶然ではありません。
長い歴史と実績を持つサプリに揺るがない安全性と信ぴょう性を感じるのは、決して私だけではないはずです。
サプリなので使用法は飲むだけ。わたしはこれまでも美容系のサプリを飲んでいたので、そこに追加するだけでした。飲み忘れることもなく数週間、汗の量は変わりませんがニオイの変化を感じています。
もしかしたら体質がこのまま変わるかもしれないという感覚すらあり、どこか晴れやかな気分です。ストレスが無くなったからか汗の質も変わったような気がします。
今はまだ併用中の直塗りタイプのデオドラントクリームも、一度思い切ってやめてみようかと考えています。(そうすることで本当の効果がわかるはずですので)
私と同じような悩みがある方、一度試してみてはいかがでしょう。あんなに長い間悩んでいたことがこんなに簡単に解消できるなんて・・・。もしそれが叶うのなら本当に夢のようですよね。
まとめ
ワキガであることのつらさは本人でなければわかりません。自分で気が付いているにもかかわらずニオイを抑えることのできないもどかしさや、「臭いことが原因で避けられてしまう」と考えずにはいられない日々は、人生に暗い影を落としてしまいます。
だからこそ今すぐ対策を始めましょう。様々な方法のなかに自分にぴったりのものがあるはずです。あなたが思っているよりもずっと簡単な方法で、つらいワキガのニオイを解消できるかもしれませんよ。
ゆこまる
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