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足から納豆の臭いがするときの対処法を徹底解説

足から納豆の臭いがするときの対処法を徹底紹介

足から納豆の臭いがすると家族や友人から、こっそりと指摘されていませんか。毎日、清潔にしているから大丈夫だと思っていても、思ってもいない臭いがしていることがあるのです。そこで、足が納豆臭くなってしまう原因と対策についてご紹介します。

 

水虫は臭くない!納豆のような臭いはイソ吉草酸が原因

水虫は臭くない!納豆のような臭いはイソ吉草酸

足から臭いがするとき、真っ先に思いつくのが水虫ではないでしょうか。水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)は、そもそも臭いません。

靴を脱いだときに足から出る納豆の臭いは、イソ吉草酸(いそきっそうさん)という物質です。このイソ吉草酸、皮膚にある常在菌と角層、汗によって発生するため、水虫が有る無しに関係なく発生してしまいます。

 

ほんの少しでも悪臭を放つイソ吉草酸

ほんの少しでも悪臭を放つイソ吉草酸

イソ吉草酸は3―メチルブタン酸とも呼ばれ、ごく僅かな量(0.000 000 005%)で臭ってしまいます。空気中にイソ吉草酸が0.000 000 005%あるだけで、臭ってしまうのです。ほんの少しでも臭ってしまうため、イソ吉草酸は悪臭防止法(昭和46年6月1日法律第91号)で特定悪臭物質に指定され規制されています。

公害レベルの迷惑を周囲にかけてしまう可能性があるのですから、足の臭いを侮ってはいけません。

 

イソ吉草酸の臭いは取りにくい

イソ吉草酸の臭いは取りにくい

イソ吉草酸は水に溶けにくく石鹸やボディソープで綺麗に洗っても、残ってしまうことがあります。ご家庭の台所にあるお塩(塩化ナトリウム)より、10倍以上水に溶けにくいからです。さらに、イソ吉草酸の臭いは爪や角質などに染み込みやすいと言われており、足の表面についた臭いを取っても、また臭ってきます。

 

酸性のイソ吉草酸をアルカリ性の重曹で中和し臭いを撃退

酸性のイソ吉草酸をアルカリ性の重曹で中和し臭いを撃退

イソ吉草酸は酸性ですから、アルカリ性の重曹(炭酸水素ナトリウム)を使うことで、臭いを消臭することができます。足首から下がすっぽりと入るタライや足湯用桶に、36度から40度程度のお湯を注ぎ、お湯1リットルに対し、大さじ2杯の重曹を入れ、10分〜15分程度、足湯を楽しむだけです。

最初は重曹を少な目に入れて、効果が薄いと感じたら重曹の量を増やすようにしましょう。また、足湯をする前に、石鹸で汚れを落としておくと効果的です。

なお、重曹には洗濯用、掃除用、調理用、医療用があります。足湯にはスーパーで売っている調理用(食品用)か、薬局で売っている医療用を利用するようにしましょう。

 

臭いの原因を増やさないための足のケア

臭いの原因を増やさない足のケア

重曹足湯で臭いを消したとしても、納豆のような臭いの原因である古い角質や汚れは残ったままですから、すぐに臭くなってしまいます。きちんとケアするようにしましょう。

 

爪の端に入り込んだ汚れをケア

爪の端に入り込んだ汚れをケア

爪は角質が変化したものですから、爪の汚れ(爪垢)が納豆臭の原因になります。特に爪の端に入り込んだ黒い汚れは、爪ブラシを使ってキレイに取り除きましょう。爪ブラシでキレイにできないときは、新品の歯ブラシを使ってみてください。爪ブラシより歯ブラシの方が細いため、隅までキレイにすることができます。力の入れ過ぎに注意するようにしてください。

 

汗、古い角質、垢をミョウバンやクエン酸で中和

汗、古い角質、垢をミョウバンやクエン酸で中和

足の納豆臭いのもとであるイソ吉草酸は、アルカリ性の重曹で中和することができますが、イソ吉草酸を発生させる原因である汗、古い角質、垢は、アルカリ性のため重曹では中和できません。

そこで、使うのがミョウバンやクエン酸です。ミョウバンやクエン酸を水に溶かすと、酸性になります。このミョウバンやクエン酸を溶かした水を使って汗、古い角質、垢を中和させて、雑菌の繁殖を防ぐのです。

 

やり方は簡単。先ほどお伝えした重曹での足湯と同じように、お湯にミョウバンやクエン酸を溶かし、10分〜15分程度、足湯を楽しむだけです。なお、ミョウバンよりクエン酸の方が簡単に溶かすことができます。

 

重曹と一緒に使用すると、二酸化炭素が発生したり、効果が減少したりしますので、別々に使うようにしてください。

また、ミョウバンやクエン酸は調理用(食品用)をご使用ください。

 

パンプスやブーツのお手入れも大事

パンプスやブーツのお手入れも大事

臭いの元凶、雑菌は、水分と古い角質で増えていきます。夏の暑い日や、素足やストッキングで靴を履くと、足の汗と熱で靴の中は雑菌の繁殖しやすい蒸れた状態になってしまいます。蒸れた状態を放置しておくと、足の臭いが増すだけですから、パンプスやブーツのお手入れをして、臭わないようにしましょう。

 

毎日同じ靴を履かない

毎日同じ靴を履かない

毎日、同じ靴を履いてしまうと、蒸れている時間が長くなり、臭いの元凶である雑菌が繁殖してしまいます。いくら足を臭いのない状態にしても、臭い靴を履いたら、足が臭くなってしまいますから、1日履いたら2〜3日、風通しのよい場所で日陰干しをしましょう。

 

また、雨で濡れてしまった靴は特に雑菌が繁殖しやすい状態になっています。水分を拭き取り、靴の中にシリカゲルなどの乾燥剤を入れて(乾燥剤が無ければ新聞紙を丸めて、こまめに交換)しっかりと乾燥させましょう。

 

臭いのついた靴は捨てて新しい靴にすることも考えて

臭いのついた靴は捨てて新しい靴にすることも考えて

重曹を溶かしたお湯に臭くなった靴を入れて丸洗いしたくなる気持ちもわかりますが、パンプスやブーツを丸洗いするには高度なテクニックが必要なため簡単にはできません。

臭いのついていないストッキングや靴下に重曹を100gほど入れて、靴の中に入れてみてください。臭いを消し去ってくれるはずです。

陰干しで乾燥させ、消臭のために重曹を入れても、靴の臭いが消えないのなら、臭いが靴に染みこんでいますから、古い靴を捨てて新しい靴にすることも考えてみましょう。

 

それでも足から納豆の臭いがするなら

それでも足から納豆の臭いがするなら

足浴、爪や角質のケア、パンプスやブーツのケアなどをしても臭いが取れないことがあります。体に疲労が蓄積してしまい本来尿として体の外に排出されるアンモニアが、皮膚から出てくることもありますし、ストレスやバランスの悪い食事や飲酒、不規則な生活から生まれる臭い、加齢による体臭などがあるからです。

このようなときは、サプリメントを使って体の内部から臭いの原因を取り除いていくことが重要です。体臭を改善するサプリメントはたくさんありますが、品質の良いものを選んだ方が得策です。そこで「国産」「人工ではなく天然」「日本独自の技術」「体感が出る」ことにこだわって開発されたPure Floraというサプリはいかがでしょうか。

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体臭研究員

体臭総研メディアでは、あらゆる体臭についての原因や臭い対策をご紹介しています。