- スメハラ
- 2019-3-26
タバコの臭いを簡単・効果的に消臭する方法!正しい対策でスメハラ予防
最近、臭いにより周囲の方々を不快な気持ちにさせるスメルハラスメント(スメハラ)という言葉をよく聞くようになりました。
毎日のように自分の匂いを嗅いで慣れてしまったために自分の匂いに気がつかず、知らず知らずのうちに職場で迷惑をかけているのがスメハラです。
特にタバコの臭いは、喫煙者からすると不快な臭いではありませんが、非喫煙者からすると腐った食品が溜まっているゴミ捨て場以上の悪臭として感じられるため、気をつける必要があります。
タバコの臭いを消臭するには?
タバコの臭いは、ニコチン、タール、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドなどのカルボニル類、ベンゾピレンなど、数百種類もの成分が混じっている複合臭です。
タバコの臭い成分の多くは水溶性なので、多くの場合水洗いで消臭することができます。
とはいっても毎回タバコを吸う都度、シャワーを浴びて着替えて洗濯するわけにはいきません。
服についたタバコの臭い
服についたタバコの臭いを消臭する最も効果的な方法は洗濯です。気軽に洗濯できないスーツやコートなどを消臭したいときは、スチーマーによる蒸気や市販されている衣料用消臭スプレーを使う方法があります。
スチームアイロンや衣類スチーマーで蒸気を衣類にあてることで、効果的に消臭することができます。しかし、蒸気の量が少ないと効果は期待できませんし、蒸気量の多いスチーマーは立ち上がるまでの時間が8分程度必要ですから、急いでいる時には使えません。また皮や合皮などの衣類は蒸気で傷んでしまうことがありますから、十分注意する必要があります。
蒸気よりも簡単に消臭できるのが、衣料用の消臭スプレーです。気をつけていただきたいのが、消臭スプレーの臭いです。タバコの臭いを消すため、消臭スプレーを過度に使用すると、消臭スプレーの臭いが強くなりスメハラになるケースがあるからです。
さらに、タバコの臭いが強いと洗濯しただけではタバコの臭いが落ちなくなったり、洗剤の匂いとタバコの臭いが混じり合い悪臭になったり、他の衣類に臭いが移ってしまったりします。タバコの臭いが衣類に染み込む前のケアが大切です。
注意:消臭スプレーではなく香水などを使うのは避けましょう。ニオイが混じり合い余計臭くなってしまいます。
手についたタバコの臭い
手についたタバコの臭いは、手を石鹸で洗うことで消臭することができます。タバコを吸ったら、すぐに洗うようにしましょう。外出先で手を洗うことができない場合は、ウェットテッシュで手を拭くようにしましょう。
手を洗わずにタバコを吸い続けていると、タバコの臭いが手に染みこんでしまい、服に染みこんだタバコの臭いのように、洗ってもタバコの臭いがついたままになってしまいます。
髪についたタバコの臭い
髪についたタバコの臭いも洗い流すことがベストですが、現実的には無理です。そこでお勧めなのが、ウェットティッシュで髪を軽く叩く方法です。ウェットティッシュの水分が髪に付着したタバコの臭いを消してくれますので、劇的に臭いが取れます。さらに、ウェットティッシュで叩いた後、タオルやハンカチなどで髪に付着した水分を取ると、さらに臭いを取ることができます。
ドライヤーの温風を髪にかける方法もあります。ポイントは「髪全体に風を通す」ことです。ブローのようにドライヤーをかけるのではなく、濡れた髪を根本から乾かすように髪全体にドライヤーの風を通してあげましょう。
市販されている臭いの吸着を防ぐスプレーや、臭いが付きにくくなるシャンプーなどのヘアケア用品を使って、タバコを吸う前に予防しておくことも、スメハラ防止に効果的です。
また、タバコを吸う前に髪をまとめる、スカーフや帽子で髪をカバーすることでタバコの臭いがつく面積を少なくする方法も役立ちます。
タバコによる口臭
喫煙後の口臭を消すには、歯磨きがお勧めです。タバコのヤニによって歯が着色してしまうことも防げます。しかし、タバコを吸うたびに歯磨きをしようとしても、歯が削れてしまう問題や、歯を磨く時間、場所の確保などの問題があるため、現実的ではありません。
歯磨きができないときは、水でうがいをするようにしてみましょう。先ほどお伝えしたようにタバコの臭い成分のほとんどは水溶性ですから、水でうがいするだけでもタバコによる口臭を少なくすることが可能です。
ガムやフリスクといったタブレットも、効果があります。しかし、唾液の分泌量が少ないと、タバコによる口臭が消えず、タバコ臭とガムなどの臭いが混じってしまい、強い臭いを出してしまいます。ガムやフリスクが間違った消臭対策になることがあることを覚えておきましょう。
また、タバコの臭いの成分は水溶性だからといって、コーピーを飲んでしまうと悪臭になってしまうと言われています。十分気をつけるようにしましょう。
体からのタバコ臭
長年使い続けた喫煙室を掃除し換気しても、タバコの臭いが取れないように、30歳くらいになると、お風呂に入って全身をくまなく洗い、歯磨きをしてもタバコの臭いが消えないことがあります。
さらに、自分の体臭を毎日嗅いでいるわけですから、鼻が鈍感になり自分の体臭に気がつきにくくなっています。指摘されない限り自分がタバコ臭いことに気がつかないのです。
しかし、「タバコ臭い」「体臭が臭い」という言葉はパワハラやスメハラになってしまうため、職場では容易に伝えることができません。
タバコなどによる自分の体臭に気がつかず、他人に迷惑をかけているのに、誰も指摘できないがために「何となく避けられている」「休憩時間に話しかけられなくなった」「近づくと相手の顔が固まる」といったことが起こりうるのです。
体臭をもとから絶つサプリ
表面にあるタバコの臭いは、衣類を洗濯し身体を洗うことで、消臭することができますが、口臭や体の内部から発生している臭いを消すには、サプリメントを使う方法が最も効果的です。
特にPure Floraというサプリは「国産」「人工ではなく天然」「日本独自の技術」「体感が出る」ことにこだわって開発されているため、安心して使うことができます。
耐えがたい臭いを周囲に撒き散らしスメハラとなる前に、ぜひ一度お試しいただくことをお勧めします。
体臭研究員
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