- 汗臭
- 2018-9-30
汗臭は予防できる!今すぐ試せる汗臭予防法
日中、暑い中外を歩き回って会社に戻ってきたら、自分の臭いが「なんだか汗臭いかも・・・」と感じたことはありませんか?
外回りがない方でも、通勤中に汗をかいてしまい会社に着いたら「自分の臭いが気になる・・・」ということはあると思います。自分自身の臭いが気になるということは、周りの人もあなたの汗臭に気が付いている可能性もあります。
普段から汗臭予防ができているのと、出来ていないのでは臭いに大きな差が出てきてしまします。ここでは、汗が臭くなる原因と、汗臭を予防する具体的な方法について紹介します。すぐに実践できる予防法ばかりなので、是非試してみてください。
汗はもともと無臭!?汗が臭くなる原因
「汗は臭いもの」と思っていませんか?
実は、汗をかいてすぐは無臭と言っていいほど、汗自体に臭いはありません。かいた汗を放置することで、皮膚にいる雑菌(皮膚常在菌)と皮脂・汗・垢が作用し、酸化・分解され始めます。
その際に、不快な臭いガスを放つので、臭くなるといわれています。ですので、汗をかいたら放置せずに、タオルやシートでふいて予防することが大切です。
今すぐ試せる!汗臭を予防する方法
汗臭を抑える方法は、制汗剤や汗拭きシートを使うことだけではありません。最近では、体臭や汗臭を予防するための様々な服や製品が販売されています。ここでは、具体的にどのような予防策があるのかご紹介します。
① 汗臭・体臭予防成分が入ったのボディソープを使う
体臭予防用のボディーソープを選ぶ際は、殺菌作用・防臭作用のある成分を含んでいるものを選ぶと汗臭を抑えることが期待できます。
殺菌効果のある成分は「グリチルリチン酸ジカリウム」、「イソプロメチルフェノール」など。消臭効果のある成分は「カキタンニン」、「緑茶エキス」、「ヨモギエキス」などが挙げられます。
お店でボディーソープを手に取る際は、パッケージだけでなく、裏の成分のところまで気にしてみるようにしましょう。配合されている成分で知らないものは、調べてみると効果を知ることができるので自分の求めているものを見つけやすくなります。
②服の汗臭予防 弱アルカリ性の洗濯洗剤を使う
汗臭予防として意外と見落としがちなのが、洗濯洗剤です。しっかり洗濯ができでいないと、汗の臭いが衣類に残ったままになってしまい、体をいくら清潔に保っても臭いを消すことができません。
「洗いたてなのに、服がなんだか臭う・・・」という方は、弱アルカリ性の洗剤に変えてみてださい。汗臭の原因となる皮脂や汗は、弱酸性なので弱酸性や中性の洗剤では、臭いや汚れを落しにくいといわれています。
液体洗剤は中性のものが多く、粉末洗剤はアルカリ性のものが多く販売されています。ですので、汚れや臭いをしっかり落として、衣類からの汗臭予防をしたいときは、粉洗剤か弱アルカリ性の液体洗剤をおすすめします。
粉洗剤の粉が残るのを解決する方法
「粉末洗剤って粉が残るときがあるからいやだ・・・」という方は、洗剤を入れるタイミングを変えてみてください。水をためて洗濯槽が回り始めてから、粉末洗剤を入れると、良く溶けて粉が残りにくいです。
また、洗濯物を洗濯機に入れ過ぎるのも粉洗剤が残る原因になるので、一気に大量詰め込んで洗濯するのはおすすめできません。
洗剤は分量はより多く入れれば、洗浄力が上がるというものではないので、容量は指定された分量を守るようにしましょう。
③汗臭・体臭予防効果のある柔軟剤を使う
普段、「柔軟剤は使わない!」という方は是非、嫌な臭いを抑える効果がある柔軟剤を試してみて下さい。柔軟剤は、「洗濯物を柔らかく仕上げる」という効果だけでなく、防臭・消臭効果のあるものが販売されています。
例えば、繊維の芯から臭いの原因となる皮脂や汗の臭いを取り込んで消臭し、1日中消臭効果が続く製品などがあります。
部屋干しする機会が多い人は、部屋干し用に開発された柔軟剤で雑菌の繁殖を抑え、嫌な臭いが発生しないようにしましょう。柔軟剤はフローラルやアロマといった、香りの好みだけではなく、抗菌・消臭効果にも注目して選ぶようにすると、衣類からの汗臭予防ができます。
④吸水性の優れた汗臭予防インナーを着る
汗が臭う原因は、かいた汗をそのまま放置することで、皮膚にいる雑菌(皮膚常在菌)と皮脂・汗・垢が作用し、酸化・分解されることにあります。
ですので、すぐに汗を拭きとれると良いのですが、胸のあたりや背中は拭きにくい部分で、放置しがちです。そこで活躍するのが、吸水性の優れたインナーです。
特に女性のブラやショーツには、アクリルやポリエステルを使ったものが多くあります。そういった下着は、可愛らしいデザインのものが多いので、選びたくなりがちです。しかし、アクリルやポリエステルは、吸水性が悪く蒸れやすいので、汗臭にお悩みの方にはおすすめ出来ない素材です。
逆に、シルクやコットンなどの天然素材の下着やインナーは、通気性に優れ汗の吸収性にも優れているのでおすすめです。インナーや下着を選ぶときは、素材にも気を付けてみると、汗臭予防に繋がります。
⑤制汗スプレーやデオドラントシートを使う
デオドラント製品には、シート、クリーム、スプレー、スティックなどいくつか種類があり、その効果にも下記のような違いがあります。
・汗自体が出るのを抑える効果があるもの
・臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑えるもの
・汗の発生を抑えながら、雑菌の繁殖も抑えるもの
これらの制汗剤を目的に応じて使い分けましょう。デオドラントシートは、外出先で少量の汗をかいたときに使うと便利です。タオルでゴシゴシ汗を拭き取るよりも、肌に対して刺激が少なく、冷感タイプや香りが付いた製品はリフレッシュすることもできます。
殺菌作用や消臭効果があるものものあるので、自分が欲しい効果が得られるものを見つけてみましょう。
制汗スプレーは、汗の発生を抑制するので、汗の量が多く臭いが気になる時に使います。汗を拭き取った後に、使用することでより効果が期待できます。一気に広範囲をケアできるのも特徴です。
クリームタイプやスティックタイプは、ピンポイントで臭いをケアしたいときにおすすめです。特に臭いが気になる時や部分に、汗を拭きとった後に使うとよいでしょう。
体の中から根本的に汗臭を改善したい人へ
洗濯洗剤やボディーソープを変えるだけではなく、「体の中から臭いを改善して、汗臭を気にしなくていいようになりたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
汗臭を根本的に改善するには、生活習慣や食生活を改善することが必要です。下記の記事に、汗臭の根本的に改善する対策方法を記載しているので、興味がある方は参考にしてみてください。
まとめ
汗臭が発生する原因でも解説したように、汗臭を予防するためには、まず「汗をかいたら拭く」ということが大切です。そのうえで洗剤や柔軟剤、デオドラント製品を使い分けると、より臭いを気にしなくても済むようになります。
今回紹介した汗臭予防法、「 汗臭・体臭予防成分が入ったのボディソープ」、「弱アルカリ性の洗濯洗剤」、「汗臭・体臭予防効果のある柔軟剤」、「吸水性の優れたインナー」、「デオドラント製品」は、すぐに試すとこができるものばかりなので、是非試してみてください。
特に、デオドラント製品はバックの中にいつも忍ばせておくと安心です。汗臭を気にせず1日中過ごすことができるように、普段から予防を行っていきましょう。
体臭研究員
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