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言葉よりもまず口臭。あなたの印象を決定する口臭予防の基礎知識。

人と向き合って話すことは、人生において避けることはできない大切なコミュケーション手段です。プライベートでも仕事でも、会話を通して楽しい時間や有意義な話題を共有し、互いに信頼関係を築いています。

では気持ちのいいコミュニケーションのためにまず必要なのは何だと思いますか?じつは話術や共感力ではなく、あなたの“たたずまい”です。笑顔や仕草、匂いなど、相手があなたから受け取る印象が、そのあとのすべてに影響を与えています。

自分の口臭が相手に不快感を与えているとすればもちろんのこと、たとえそうでなくても、「自分の口がクサイのでは?」と気にしていると、自然な笑顔も消えてしまって“たたずまい”にも影響します。

大切な人との繋がりや商談におけるチャンスを、こんなことで失ってしまうのは本当にもったいないことです。

あなたの口臭はどこから?

口臭の原因は大きく分けて2種類

口臭とは口のニオイではなく、口から吐く息のニオイのことです。ですから、原因は口の中だけにあるわけではありません。

げっぷをしたときに出る悪臭のように、口に通じる消化器官から運ばれてくるニオイや、臓器内で作られた代謝物が血液と共に肺に運ばれ、そこから息として出される呼気も口臭なのです。

口の中のニオイは唾液がカギ

口の中のニオイは主に、口内環境の悪化にともなって増殖した細菌が原因です。口臭の原因の多くはこちらに属すると言われています。

まず、歯磨きが不十分でできた歯垢がニオイを発するのはなんとなく想像がつきますよね。食べ物のカスを栄養にして増殖した細菌は歯垢となり、いずれ歯石に変わってニオイを発生させます。また、細菌が発生させる酸が歯を溶かすことでできる虫歯は独自の悪臭を発生させます。

そして、じつは口の中のニオイには「唾液」が大きくかかわっています。人の口の中に住んでいる常在菌が、唾液の減少によって増殖し悪臭を放つのです。朝起きてすぐの口が臭うのは、唾液分泌が抑えられ、流れを止めている睡眠中に菌が増殖しているからです。

空腹時やストレスを感じている時も唾液の分泌が抑えられ円滑な流れを止めてしまうことがわかっています(ストレス性口臭)。口がカラカラになっている時は口臭も出やすくなっているということを覚えておきましょう。

呼気のニオイは飲食物や体調で決まる

飲酒運転を取り締まる検問で、警察が呼気を調べることはご存知ですよね。食べたり飲んだりしたものは代謝とともに血中にとりこまれ、肺で呼気となって出ています。

空腹時や過激なダイエット時も、正常な代謝ができないため肝臓が悪臭物質であるケトン体を発生させてしまいます。これらは呼気に交じって出てくることで口臭の原因となります。

健康状態を良好に保てなくなることは内蔵機能の低下を招き、結果的に呼気を悪臭にしてしまうのです。

今すぐできる、カンタン口臭予防

接客業や営業職など、人と向き合って話す機会の多い職業の人にとって、口臭の不安はパフォーマンスの低下に繋がります。少しでも気になるのであれば、すぐに始められる予防を実践して晴れやかな気持ちで過ごしましょう。

お口の中は清潔に

歯に食べ物カスを残さないよう、食事のあと毎回歯磨きをするのが理想です。日中の歯磨きが難しいようであれば口の中をゆすぐだけでも構いません。ブラッシングは丁寧に。

力を入れてゴシゴシしすぎると歯茎を傷めてしまうので気を付けましょう。できれば一日一回、歯間ブラシかデンタルフロスを併用するのがおススメです。歯ブラシでは届かない歯の隙間の歯垢も綺麗に落とすことができます。

歯茎のケアも大切です。歯周病は強い口臭の元ですので、定期的に歯科医で歯石除去してもらいましょう。虫歯も強い臭いを発生させますので、なるべく早く見つけて治療しましょう。

見落としがちな「舌」のケア

舌の表面に白い苔のようなものがあるのをご存知でしょうか。これは「舌苔」と言って誰の舌にもあるものですが、口腔内の寛容が悪化したり、体調不良やストレスで唾液の分泌や流れが滞ったりすると厚くなって口臭の原因になります。

週一回を目安に、歯を磨くついでに舌もチェックし、絶対のお掃除をしましょう。しかしむやみやたらにゴシゴシこすり落としてしまってはいけません。舌専用のブラシを使用するか、柔らかい布で優しく拭き取るようにしましょう。歯ブラシでゴシゴシはNGです。

唾液を増やしましょう

唾液が正常に分泌されて絶えず口腔内を流動することで、口は自浄作用を行っています。

まず食事はよく噛むこと。咀嚼することで舌の運動量も増え、唾液の分泌が活発になります。また消化も早くなるため、腐敗した食べ物が長く体内に滞留するのを防ぎます。普段から硬い食べ物を取り入れるのも咀嚼機能の低下を防ぐために有効です。

食事のあと人と会う前はガムを噛むのがススメです。手軽なうえに、たとえ口臭対策用のガムでなくても、噛むことで唾液が分泌され口が乾くのを防ぎます。

口臭に効く食べ物

良く知られているのは「緑茶・紅茶・ウーロン茶」を口に含みながら飲むことです。身近な飲料なので簡単にできますね。

「梅干し」は強い抗菌・殺菌作用があり、細菌の増殖を抑える優れモノ。さらに酸っぱいので唾液がたくさん分泌されます。食事やお茶請けに、積極的に取り入れましょう。

食事の付け合わせの「パセリ」は殺菌・整腸作用がある成分が含まれ、消臭効果もあります。今まで目にも留めていなかった人も、もし見つけたら食べてみましょう。

また、デザートにはたんぱく質分解酵素を含むフルーツ「キウイ・パイナップル・イチジクなど」を生で食べるのもおススメです。また、ニンニクを食べた後は「牛乳」を飲むことで一時的に口臭を抑えることができます。

そして、最近注目されているのは「昆布」です。方法は、小さくて構わないので、噛まずに口の中に入れておくというもの。

保湿効果のあるアルギン酸、悪臭ガスを分解する葉緑素、さらに食後の口を中和するアルカリ性食品であるなど、昆布は口臭予防に最適の食品だったのです。昆布そのものにニオイがないので周囲に気づかれることもありません。

体調を整えましょう

病気をしないのはもちろんですが、なるべく過剰な空腹を避けるようにしましょう。朝食を抜くのもよくありません。血糖値が下がることで代謝異常が起こり、通常は発生しないガスが生産され呼気に交じります。

また、ストレスフルな環境や自律神経の乱れは、お口の自浄作用を担う唾液の分泌を抑制してしまいます。なるべくリラックスして過ごせるように心がけましょう。

市販の口臭グッズを活用しましょう

マウスウォッシュ、口臭対策用ガムやミントタブレット、直接口腔内に吹き付ける消臭スプレーなど、一時的に口臭を抑えることができるものが、ドラッグストアにはたくさん並んでいます。緊急を要する場合はとても効果的なのでカバンの中に常備しておくのもいいかもしれません。

口臭だけじゃない!ニオイを根本から抑える万能サプリメント

近年、服用することで消化器内に直接作用し、身体から出るニオイを抑えることができるサプリメントが開発され話題になっています。あれこれ予防策を考えて継続する手間がなく、口臭以外の体臭にも効くのがポイントです。

臭いのもとを根本から解決!口臭・体臭サプリ「Pure Flora」とは?

まとめ

口臭は悩みすぎることで「自臭症」の代表である「口臭症」に至ってしまうほど深刻な体臭のひとつです。実際はニオイを出していないのにもかかわらず自分は臭いと思い込んでしまう病気で、人とのコミュニケーションを拒み、ひきこもってしまう事例が驚くほどたくさん報告されています。

口臭は決して「悩まない」で「気遣う」のが鉄則。今すぐできるカンタンな方法から実践して、気持ちを楽にしていきましょう。

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ゆこまる

ゆこまる

web制作会社でのライター経験を経てフリーライターに。企業のメルマガやWEB原稿の執筆、取材、ネットショップのプロデュースまで幅広く活動中。音楽・読書・写真好きでニオイにうるさい一児の母。